つい最近まで、短パンとTシャツ1枚で過ごしていても汗ダラダラで、暑い暑いと言っていた日々が嘘のような、涼しい秋の季節がやってきました。ここ白川郷では、朝晩は少し寒いと感じるまで気温が下がり、外に出るときはジャケットが欠かせません。ぼーっとしているとそのうち初雪が降ってしまうので、今年もこの短い秋の季節を存分に楽しみたいと思っています。この時期の楽しみ方は色々あると思いますが、中でも私は、蚊やブヨが少なく乾いた風が気持ち良い秋の登山が好きです。今回は、私が思う秋山登山の魅力について書いてみました。
秋の山の何がいいか。涼しくて登りやすく快適、そして紅葉がきれいだから。私はまずこの2つが頭に浮かびます。
ピーク時の一番きれいな景色はもちろんのこと、紅葉が始まってまだ間もない頃の景色も好きです。
そしてピーク時を過ぎた山も好きです。
標高が高ければ高いほど、紅葉の時期も早ければ、落葉する時期も早くなります。標高の高い所はは落葉して、山の麓にはまだ紅葉が残っている景色も、季節が着々と冬に向かっていることを感じることができ一興です。何だか哀愁を感じます。
落葉後は、葉っぱで敷き詰められたふかふかのトレイル歩きが最高です。
つまり、私は山の紅葉の始まりから終わりまで全て感じることが好きなのです。
また、秋山のいい点は、自然がつくりだしたきれいな色合いや形に偶然出会えることが多いことです。
それはキノコだったり、
葉っぱだったりと、様々です。
秋はこれらの小さな「ステキ!」も常に探しながら歩いています。
さらに、岩に触れることで秋山をより楽しむことができます。
ここでいう岩とは登山道上で出会うもののことです。大自然の中の岩に触れることで、なぜか見えないパワーをもらうことができます。
そして紅葉を愛でている時と同じリラックス感を感じることができます。
そもそも山自体が大きな岩から成り立っているのが関係しているのでしょうか。あまり言葉で上手く表現できませんが、岩に触るたび、その時その時で、岩から大きなエネルギーをもらっているような気がしてなりません。
私は山に登っている時はいつも、岩を見つけては、積極的に触るようにしています。
夏はプライベートであまり山に行きませんが、秋はたくさん山に行きたいなと思うのです。登山は気合いを入れないとできないものと思われているかもしれませんが、車で標高の高い所までアクセスし、少し歩けばいい景色や達成感を味わえるルートもたくさんあります。天候によっては自然は牙をむくこともあるので、十分な備えとその場所の情報を調べて、安全第一の意識も持って、今年の秋はぜひ山登り、いかがでしょうか。
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ーー↓更新予定↓ーー
8.佐藤(10月25日)
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