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空を見上げて思ったこと

浅田 開人

紀元前から悟りを開いていた老子、深いです。

 

せっかく家に長くいるこの機会に何か毎日無理なく取り組めるものを始めたいと考えました。

「でもそれって何だろう・・・」とぼんやり窓の外を眺めている時に、「あ、これでいいじゃん。」と心の中で一言。

 

空を見上げてみることにしました。

日中に空を見上げると、雲を見ることができます。形や大きさ、種類、その日の天気予報をもとに、雲が流れていく方向とその速さを観察していると、見ていて飽きません。

また夜は、ベランダから星を見ることもしています。

 

満天の星空の日には、今でも中学生時代の理科の先生が、「光っている星の中には、もうその星自体はなくて光だけが届いているものもたくさんある。」と言っていたことを思い出します。

光の速度が地球7周半/秒であることを踏まえると、どれだけ宇宙は大きいのだろうとか、宇宙の端はどうなっているのだろうということをついつい考え始めてしまいます。

その空想は一度エンジンがかかるとなかなか止まりません。自分は宇宙から地球を見ていて、表現しようがない壮大さに圧倒されます。

 

その後、ふっと我に返ります。自分はちっぽけな存在だなあと感じる瞬間です。

無限の宇宙に、地球という星があって、そこで生まれて、住む家があって、毎日ご飯を食べることができて・・・という当たり前の日常が奇跡のように感じられるのです。

そう考えることができるのは、おそらく過去の経験も影響しているのでしょう。

昔、社会に出て自分はどうやって生きていけばよいのか分からなくなったことがありました。

就職するにあたり考慮しなければならないことがたくさんあるような気がして、どんな仕事に就いたら良いのか悩んでいましたが、迷った結果、好きなことをやってみることに決めました。そして結果的に、トンネルから抜け出すことができたのです。

 

老子の言葉で、「足るを知る者は富む」というものがあります。満足することを知っている人は、たとえ裕福ではなくとも真の意味で豊かであるという意です。この言葉に出会ったとき、心がすっと楽になりました。あの時自分の心のままに動いた結果、今の現状に満足できているからです。

 

このことは山に行っても感じることがあります。幕営地で夕飯を済ませ、翌日の行程確認、パッキング、朝食の準備などを全て終えた後の、就寝までの時間はなぜか清々しく、幸福感を感じます。気持ちの良い場所で、生きるための最低限の行為をしているだけでも、人間は満たされるものなのですね。

これらのことを経験して以来、私は比較的幸せに毎日を過ごせています・・・(笑)

 

老子のこの言葉は決して進歩や向上心を否定するものではなく、あくまで人間本来の幸せや喜びとは何かを考える際に良いヒントになるであろう教えだと思っています。

空を見上げ、私は大切にしている考えを再確認することができました。

この事態が完全に終息し、また元気に山に行けますように。

 


 

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