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お茶の間ネイチャーガイド-小さな隣人「魅惑の青い目」-

石原 雅貴

今回は(も?)、趣味に走りました

  • みなさんこんにちは!

 

夜に明かりをつけていると、虫たちが窓に飛んでくる季節になりましたね。
花などと同じように、虫も決まった時期にしか見られない種類がとても多いのですが、今回ご紹介するのもそんな虫の1つです。

 

 

エゾヨツメ、という虫です。
繭が繊維の原料になるヤママユガと同じ仲間です。
名前は、翅(はね)についている4つの目玉模様からでしょうね。
エゾは蝦夷で、北海道のこと。寒い地域に住んでいる生き物の名前によくついています。

 

まるでぬいぐるみのようなモフモフ感がたまりません!
エゾヨツメの「目」のような鮮やかな模様は、日本のガでは珍しいです。
この可愛らしい見た目も手伝って、虫の愛好家にはかなり人気があります。

 

 

そんなエゾヨツメ、僕は白川村に来るまで見たことがなかったので、ぜひ一度見たいと思っていました。
綺麗な青い目を、やっと見ることができたのは去年だったのですが、その時実物を見て初めて気づいたことがあります。

 

 

それは、見る角度によって、青い目の色が変わること。
ネットで見るエゾヨツメの写真には、「目」の部分が鮮やかな青をしているものと、黒くくすんでいるものがあることには気づいていましたが、

個体差なんだと思っていました。

 

しかし、どうも光の当て方で青~黒に色合いが変わっているようです。
一番エゾヨツメの魅力を引き出せる角度を知るために、どんな構造になっているのか、角度を変えて拡大写真を撮ってみました。

 

 

まずこちらは、ななめ後ろから光を当てた時。
鱗粉は、黒い絨毯のように見えますね。

 

こちらは、同じ場所へななめ前方から光を当てた時です。
さっきは黒かった鱗粉が、きれいな青色に光っています。

 

翅の中で、この「目」の部分の鱗粉だけは、表から光が当たらないと色が出ないようです。
エゾヨツメを魅力的に写してあげるためには、頭の方向から光を当ててあげればよさそうですね!(※)

今回は、青い目がとても魅力的だったので、ちょっと違う実験をしてみました。

すてきだな!と思ったものは、じっくり観察してみると面白い発見がしやすいと思いますので、おすすめです!

≪補足※≫

これは「構造色」とよばれる色の出方です。

エゾヨツメの場合は、この部分だけ鱗粉が特殊な形になっていて、光の色のうち青い光だけを跳ね返しているんでしょうね。
構造色について気になった人は、インターネットや本でぜひ調べてみてくださいね!

 

 

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