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お茶の間ネイチャーガイド「身近なタネどろぼう」

その他スタッフ

盆栽を愛するスタッフすみです。

今回は、植物を育てていて勃発した野生動物とのひそかな戦いについてご紹介したいと思います。

ある日、ベランダで育てている盆栽鉢に、種をまいた覚えは全くないけれど、何だか見たことのある植物の芽が生えてきました。

複数の鉢から次々と生えてくる謎の芽。さらには盆栽の根元に大きな穴が開いていたり、たくさんの種の殻が落ちていたりするようになりました。

種の殻から、この謎の芽はヒマワリであることが分かりました。

 

↑次々生えてくるヒマワリと謎の穴

 

これはもしや、と思いベランダにセンサーカメラを仕掛けてみたところ写った犯人は…、

↑人の盆栽鉢の上で何やら食べている犯人

 

 

やはりネズミ…!!鉢の上でヒマワリの種を食べていたのは、森に棲んでいるネズミの一種「ヒメネズミ」でした。

街中や時折家の中に現れることもあるハツカネズミやドブネズミとは違い、彼らは普段森の中で木の実や昆虫などを食べています。森に隣接したスタッフ宿舎のベランダは彼らの餌探しフィールドの一部だった模様。

 

土に開いていた穴は食べきれなかった種を隠すネズミの貯蔵庫で、そこに私が毎日水を遣ったので発芽してしまったようです。ただ図らずも、発芽した芽もおいしいのか、根本からかじられた物もありました。

ここは君たちの畑ではない…!

 

種がどこから来たのか、という謎は「うちのベランダにあったヒマワリの種が、ネズミによって食べ尽くされていた!」という他のスタッフの話で解明されました。

4つお隣の部屋のベランダに保存されていた種を見つけたネズミが、

美味しくてカロリーの高いご飯が提供される良い餌場を発見!

少し移動したら植物の物陰に隠れられる良い場所も発見!

食べきれないものは土の中に保存!

と食事を楽しんでいたのではないかと想像します。

他人事のように、面白いことがあるなぁ、と思っていたのですが…。

↑散らばるヒマワリの種の殻

 

このヒマワリ事件?はちょうど昨年の今頃でした。

(昨年の名残か、今年もたくさんヒマワリが生えましたが。)

 

私は今年、より色んな種類の盆栽を育てたいと思い、様々な種類の木の種をまきました。コブシ、ネムノキ、クロマツ、アズキナシ、ビワ、ウメ、サクランボなどです。

しかし、昨年ベランダでおいしいヒマワリの種をたらふく味わったヒメネズミ(達?※複数犯かは不明)の存在はすっかり忘れてしまっていました。

 

種をまいてから3日程経った時、やたら土がぼこぼこしていることに気付きました。

よく見ると種の外側の殻が散らばっており、さらによく見るとネズミの糞が落ちていて、さらにさらに土をほじってみると播いたはずの種が ない!!

今度は私の播いた種が食べられていました。土の中にあるご飯に数日で気付く、目ざとい彼らに驚かされます。

 

中でも悔しかったのは昨年秋に苦労して採集してきたネムノキの種を食べられたこと。

高い枝についた種を採るのに苦労し、長い枝を使って木をつついている挙動不審な様子を通り過ぎた車に見られて、少々恥ずかしい思いをしながら採ってきたのに、です!

ネムノキはマメ科の植物です。種はまさにザ・豆でした。人間が食べられるかは図鑑に明記されていませんでしたが、全て食べられてしまった所を見るに美味しかったのでしょう許すまじ。

 

結局たまたま食べ残されたと思われるクロマツ1本しか芽は出ませんでした。

もし他のスタッフのベランダで出所の分からない木の芽が出ていたら、「それは私の種です」と言いたい。

 

↑1本だけ発芽したクロマツ

 

森に囲まれた自然學校には小鳥やクワガタ、コウモリ、はたまたサワガニ!?などなど、一体どんなルートで建物に入って来たの??とびっくりするような生き物が訪れることもしばしばあります。

そのたびに、いろんな生き物が身近にいるんだなと思っていましたが、今回は、意外な形でその存在をより大きく感じさせられました。

 

しばらくの間思い出しては腹を立てていましたが、こんな事件も「一種の共生かな」と笑いのネタにして、そんな生き物たちの行動や生態、また知恵比べをも楽しめたらなと思います。

 

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