自然學校のある馬狩地区は標高約700m、周囲は山に囲まれていて白川村の集落とは少し隔離された地域となっています。
そんな自然學校を囲む山を登り、合掌集落を眺めながら歩く積雪期限定の1DAYトレッキングルートです。
馬狩谷横からアクセスし標高約800~880mの稜線を歩きながら、景勝地大窪池方面へと下ります。
コース図 ※ルートは赤い破線で示しています
ルート
自然學校→馬狩谷横アクセス口→遠望ポイント→大窪池→自然學校
コースタイム
自然學校から展望ポイントまで約3時間。そこから大窪池横を歩きながら自然學校まで約2時間30分
歩く距離 (往復の距離)
4.5㎞
標高差(歩く範囲の)
187m
コース紹介
雪のある季節にしか登れない、積雪期限定のスノーシュートレッキングルートです。
道路沿いの雪壁を崩して階段を作り、馬狩谷右岸に上がる事でアクセスできます。
急登から尾根へ取り付くまでは大変ですが、杉の森と広葉樹の森の雪質の違いをスノーシューで踏みしめながら楽しめます。
尾根沿いは視界の開けた鉄塔道と広葉樹の森となっており、ふかふかの雪質を存分に味わえます。
鉄塔下までたどり着くと、左手側が開けて絶好の展望ポイントになります。荻町城跡展望台から俯瞰した、雪の積もった合掌集落は有名ですが、このルートでは全く違った角度から冬の合掌集落を遠望できます。
紹介のコースは標高差こそ187mですが、前半の急登がきつく、登りきった時の達成感は格別です。
また下りは更に急なルートとなるため、雪上を駆け下りる爽快感を味わえます。
鉄塔尾根の直下は大窪池(おおくぼいけ)です。
ここからは夏道の車道をとどって自然學校へ帰れますが、大窪池の西側斜面では過去に大きな雪崩が起きています。
馬狩谷沿いにルートをとることをオススメしますが、水の流れで踏み抜く所もありますので、要注意。
夏の地形をよく知っている人と歩きましょう。
おすすめは2月~3月上旬です。
フワフワの新雪を楽しみたい方は1月中旬~2月中旬頃に、体力に少し不安のある方は雪が締まって歩きやすい2月下旬~3月上旬にお越しください。
短いコースだと、冬季アクティビティ「スノーシューハイク」では、旧大窪集落までよく行きます。
興味のある方はホームページをご参照下さい。
フォトギャラリー
ウサギ登場!
一番眺めの良い場所から
富山県南砺市の山も見えています(三ケ辻山人形山)
厳冬期、大窪池は大半が雪に覆われてしまいます。
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コメント
冬の『大窪池』だけでも、入っていきたい。冬の写真がない!!
冬の大窪池いいですよ!
凍って雪が積もった水面の上に立てるので、普段では入り込めない視点から写真が撮れたりします。
積雪が足りれば、スノーシューレンタルサービスも始まりますので、高低差のない車道側から歩いて行ってみてはいかがでしょうか?
実は、今年の2月9日に、「かんじき」を履いて、車道を通って行こうとチャレンジしましたが。膝まで埋まってしまい行けませんでした!!(泣)和かんじきを五箇山で入手したんですが・・・。