こども「これやってみたい!」
大人「危ないからだめ。」
このフレーズに聞き覚え、ありませんか?
親と子、先生と生徒など、大人とこどもが関わる場面でよく耳にしますよね。
これはキャンプでも頻繁に起こります。
アウトドアという環境の中では様々な危険があり、大人は知っているからこそ教えてあげなければいけません。
怪我を負わせるわけにはいけませんので、私はとても大切なことだと思っています。
しかし、大人のみなさん。
危ないのではなく「片付けが面倒だから」「疲れるから」という理由で「だめ。」と言うこともありませんか?
こどもの興味関心は無限大。
いろいろなことに興味を持つので、それら全てに答えてあげるのはとても大変ですよね。
ですが、自分で「やってみたい」と思ったことが、できた時の笑顔はまるで太陽のような輝き。
本当に楽しんでいる瞬間なのではないでしょうか。
私はキャンプ中、できる限り大人の事情でこどもの「やってみたい」を断らないように心掛けています。
この写真は、去年の夏、「クワガタ探偵キャンプ」での一コマ。
私が、こどもたちに水をかけている瞬間です。
その日はとても暑く、こどもたちは私に「水をかけてほしい」と言ってきました。
その時、私の脳裏には「水着でもない服がぬれたら着替えて乾かさないと、少し面倒だなあ」とよぎりました。
しかし、「気持ちよさそうだし、やってみるか」と思い直して挑戦。
思いっきり水を何度もかけてあげました。
すると、ちょっと自慢げなこの笑顔。
全身びちょびちょになりながら、みんな楽しんでくれました。
結果として、心配していた服も自然と乾いていまい、熱中症対策にもなって、やってよかったと思っています。
キャンプはこどもたちにとって特別な時間。
初めての環境でいろいろな興味を持ち、それをやってみる。
その経験が将来に活きるのだと私は信じています。
これからもこどもたちの「やってみたい」を大切にするキャンプを作っていきたいと思っています。
リレーブログ『子どもたちと関わるとき大切にしていること』
5.浅田「裸の心」
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