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ホテルが付いた自然学校
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お茶の間ネイチャーガイド -森の穴 地面の穴編-

加藤 春喜

フクロウの声がよく聞こえる今日この頃、地面に空いた穴に思いを馳せてみます

春先になると、自然學校の周りでは雪がとけた地面にたくさんの穴が開いています。
穴の大きさは4~5cmほど。この穴の主は、次の内、誰でしょう?

穴熊 ・ 日不見 ・ 土竜

 

これらの穴は、冬の間は雪の下に隠れているので、人目につくことはありません。しかし、雪が少なかった今年は、しんちゃんにイタズラされてしまいました。

土の山を掘ってみた【パート1】

 

正解は、土竜(モグラ)です。
もともと土竜は中国ではミミズのことを指していたそうなのですが、日本で誤って用いられてしまったとか。まぁ、言葉の世界にはよくある話のような気がします。

日不見(ヒミズ)は、小さなモグラの仲間で、土を掻き分けてトンネルを掘るのではなく、落ち葉の下にトンネルをつくって暮らしています。

 

落ち葉代わりの雪の天井がなくなってしまう春先は、いつもの通り道が露わになってしまうことから、ちょうど子育ての時期が重なるフクロウの格好の餌食となってしまいます。

 

ここのところ、わが家の隣の森からは、盛んにゴㇿスケㇹッホとフクロウの鳴く声が聞こえてきます。

フクロウのヒナがすくすく育つ春は、小さなモグラたちにとっては厳しい季節のようです。

 

次回は、穴熊(アナグマ)の穴のお話です。

 

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