自然學校のある馬狩地区のすぐお隣、大窪地区には茅場や桑畑が広がっており、雪が降り積もると真っ白な天然のゲレンデが出来上がります。
コース全体を通して標高差はありませんが、小さな段差やゆるい傾斜はあり、クロスカントリースキーで楽しむには最適なルートとなっています。
広域図
拡大図
コース名 大窪池スキー周遊コース
ルート
(歩く順番に)
自然學校最寄のの茅場で練習→ホワイトロード→桑畑→大窪池→茅場→お折り返し→桑畑→杉の林→自然學校帰着
コースタイム 3時間30分(雪原でフリー滑走を楽しむ時間を含める)
歩く距離 約4km
高低差 50m
コース紹介
クロスカントリースキーは歩くと同時に滑ることができるので、スノーシューと比べ、体力の消耗を抑えながら、より短い時間で遠くまで歩けます。
しかし、その分急登には向かず、山の中を快適に移動するにはルートが絞られます。
今回のルートは標高差50m以下、ゆったりと楽しむにはちょうどよい、初めての方でも楽しみながら歩いていただけるコースです。
最初にスキーを履く場所にも茅場が広がっているので、出発前に足慣らしができます。
写真(自然學校最寄の茅場)
桑畑は広く、木などの障害物から離れたコース取りができ、初めての方でも少し思い切ってフリー滑走を楽しむことができます。
写真(桑畑)
大窪池までのルート横には雪崩谷があり、それを迂回するように馬狩谷寄りに進みます。
写真(雪崩の谷を見上げて)
雪の残り方次第では、雪に覆われた大窪池の上に乗ってお昼ご飯を食べることもできます。
(写真 大窪池を北端から撮影)
また大窪池より南へ進むと西側の山の斜面にスキー場の初心者ゲレンデ程の傾斜が現われます。ここは夏は茅場として使われています。
クロスカントリーに慣れた方でもよりハードな滑走を楽しむことができる遊び場所です。
写真(大窪池から南の茅場)
帰り道は全体的に緩い下りになっている場所が多く、疲れが出始めた頃合いでも、それほど苦なく歩けます。
スノーシューで歩いている時には全く気にも止めなかった、小さな傾斜や窪みがとても気になってくるのがクロスカントリースキーです。
自然に地形を意識したルートを取り始め、今まで通ったことのある道でも全く違った印象を受けるので、新鮮な気分で楽しめます。
(おすすめの季節)
私のおすすめは2月下旬~3月中旬。
深い新雪が落ち着き、少し雪が締まっている方が長い板を取り回しやすく、またフリー滑走も楽しめるルートが増えてきます。
雪の多い年では3月下旬頃まで楽しむこともできます。
今まで雪の上はスノーシューでしか歩いたことのない方に、是非一度チャレンジしていただきたいコースです。
フォトギャラリー
桑畑から大窪集落跡へ抜けると三方崩山が見えます
自然學校の近くを流れる水路。3月に入るとスノーブリッジもなくなり横断場所を選ばねばなりません。
大窪池の雪の島の上から。条件が良ければここで休憩・ランチは最高の体験です。
大窪池の東側を歩くと、水鏡で写しだされる対岸の「雪崩の谷」間が見られます。
この記事のシェアをお願いします!
Tweet
コメント