雪が溶けて顔を出した低木に、何やら薄黄緑色のテンテンがついています。
近づいて見ると冬芽が綺麗にかじられたクワの木でした。
遠目から見ると黄緑色の花が咲いているかのようにも見えます。
木の高さから、カモシカの食べ痕と思われます。
周囲にはミズナラやカエデの木も生えていましたが、クワの木だけを選り好んで食べている様子。
冬芽を分解してみると、中にはふわふわの毛に覆われた小さな葉っぱと花らしきものが詰まっていました。
味が気になり、私も1つかじってみました。それほど固くもなく、桑の実の香りがほんのり口の中に広がり、思っていたより美味しいです。
さすが、毎年厳しい冬を越えている動物達は物知りでした。
この記事のシェアをお願いします!
Tweet
コメント