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お茶の間ネイチャーガイド ー小さな隣人「生きた化石編」ー

石原 雅貴

今回から、しばらく石原担当です!

こんにちは!

みなさんは「生きた化石」という言葉を聞いたことがありますか?

大昔の地層から出てくる化石と同じ、古い姿のまま今も生きている生物のことをこう呼びます。例えば、シーラカンスとか、カブトガ二とか。

 

日本にもそんな「生きた化石」が住んでいますが、実は、今の時期に全国で見ることができる種類がいるんです。

 

それはこちら!

 

「ムカシトンボ」というトンボです。

 

トンボの仲間は、昆虫の中でも古いグループで、恐竜時代には今とだいたい同じ姿のトンボが出揃っていたようです。
でもムカシトンボの仲間は、それよりもさらに前。
古生代(ペルム紀)の地層から化石が見つかっているようです。

(大阪自然史博物館収蔵の化石標本 こちらは中生代のものです)

でも、今では世界のたった3ヶ所でしか生き残っていません。
他のトンボにはない特徴を多く残しているので、学術的に貴重なトンボなんです。

 

彼らが住んでいるのは山奥の、川の一番上流部分。
日本では全国にいますが、あまり会う機会がないかもしれませんね。

 

そんなムカシトンボ。

この時期だけ、自然學校のまわりで簡単に見つけることができる、秘密のポイントがあります。

 

それはなんと…、ぼくらスタッフが住んでいる寮の壁!(笑)

いくらそばに住んでいるとはいえ、普通こんな光景は見られません。

なぜこんなことが起きるのでしょう?

 

早春、ムカシトンボのヤゴ(幼虫)は、地上を歩いて羽化の準備ができる場所を探します。

 

でも自然學校のまわりでは、まだ一面の雪景色。

簡単にもぐりこむ場所は見つかりませんが、建物があるとそこは必ず雪の切れ目ができるので、多くのヤゴが集まります。
そして、春になったら壁に登ってトンボに変身するわけです。

 

 

2億年以上前から同じ姿の「生きた化石」が、人工物を使うって不思議な感じですね。

でも同じように人間の存在を利用して生活している「小さな隣人」、実はたくさんいます。

 

これからしばらく、彼らのことを紹介していこうと思っています!

お楽しみに~。

 

 

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